【World of Tanks】E75TS ライヴォーク リプレイ解説
◆ご挨拶
初めての方は、初めまして。そうでない方も、初めまして。
World of Tanks ASIAサーバーでプレイしているyossyと申します。
今回はドイツtier8課金重戦車、「E75TS」でのリプレイを紹介しようと思います。プレイングの参考に利用していただいたり、より良い動き方の提案などをしていただけたら幸いです。
◆リプレイ
まずは以下からリプレイをどうぞ。
※ポイントはブログ後半にて解説します。例によって編集は加えていません
◆リザルト
・個別スコア
・チームスコア
・詳細レポート
◆ポイント
①初動について(動画内0:00~0:28)
ライヴォークのHTが向かう先は2択だと考えていて、北部の街 or 南部の水辺である。
向かう先を決める指標について、豚飯が得意な重戦車は街に、頭出しが得意な重戦車は水辺に行きたいと考えるだろう。
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以下少し脱線して自分の考える全マップ共通のHT初動選択について書き綴りたい。
もちろん自分の車輛に合わせた戦場を選択することは大切だ。しかし自分は味方の初動を観察し初動を選択する方がチームへ貢献できると考えている。
いかに豚飯での撃ち合いが強い重戦車といえども街に1~2両でいるところに敵重戦車が3~4両来たら容易く撃破されてしまう。敵の重戦車部隊が全て自分の向かう戦場にきていると仮定して、敵に囲まれないだけの戦力を確保できているか考慮し、味方がレミングスしている際など場合によっては自分の戦いにくい戦場を選択する必要もあると考える。
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今回の重戦車、E75TSは頭出しが強いので南に向かいたいが、MTやT26E5等他HTも向かってくれるようなので予定通り南を初動で選択している。
②快速戦車限定南方面のオススメ通行方法(動画内0:40~0:58)
理論上南に最速で到達する方法は橋を渡って進む方法(だと昔どこかで聞きかじった記憶がある)なので足が速い戦車は特にこの方法で向かうべきと考える。実際にくぼみに入ろうとしたFV4202に対して、味方HTのT26E5では取れていない通行料を、自分は取ることに成功している。
ちなみに足の遅いHTでは通行料が間に合わない上にバレた際のリスクが大きいため推奨しない。
③迎撃ポジションの作成(動画内1:02~1:04)
さらっと通過しているが、敵に押し込まれそうになった場合を想定して先に木を倒している。迎撃する際にはここから頭を出して敵を一方的にスポットできる可能性があるのでこの木はあらかじめ倒しておくと良い。
④ライヴォークの詰め方について#1(動画内2:26~2:32)
ミニマップを見てわかる通り敵のCaernarvonがF0まで後退している。今回の試合では未発見の敵が少なく、裏に駆逐がいなさそうなためここから強引に取りにいくこともできそうだが、普段は裏の駆逐から撃たれるのでこの位置で耐えるHTは放置安定。溝まで確保したら0ラインではなく9ラインから詰めることを意識する。
⑤ライヴォークの詰め方について#2(動画内2:42~3:32)
このマップの0ラインの崩しはE9の茂みから行うのだが、ここは脳死で向かうと発見された際にC6の駆逐からダメージを貰ってしまう。試合中は自分の残ヘルスを考慮し、SU-130PMが落ちたらBourrasqueとEBRに絡まれても死なないと踏んでSU-130PMのスポットをLTに促している。そして130PM撃破後はE9にて視界取り・頭出し射撃を実施している。また列車の下部は視界が通るのでM4190にスポットを取られないように気を配って進軍している。
最終盤はT28に対しての射撃はもっと丁寧にすべきだったし、もっと稜線の裏から敵に近寄るべきだったと反省している。しかし逆サイドはDefenderが敵を全て溶かしていたのでこれ以上大きく稼ぐことは難しい試合だったとも思っている。
余談だが、敵の自走砲はこの試合で4回射撃していて、そのうち3回は自分狙いだった。人気者はつらいなァ。。。
参考として以下にE9からの進軍先を記載しておく。
E9からは緑で囲っているD8、A9は視認できるが、赤で囲っているC6、B0はスポットできない。敵が街に多く残っているならC7方面に、敵の西戦力が壊滅していてB0に固まっているならC9へ向かうとダメージ+アシストを多く稼げる。
◆今回のリプレイから学ぶ北スタートの戦い方
>南の水辺に向かう場合は味方が多く来ているのであればH9のみならずK0まで広く稜線を利用すると良い。特にK0は自分のE75TSが利用していたH8のアンチになっている。数が少ないなら最初からF0で耐えの形を作ること。
>東戦力がF0まで後退させられたら次はE9に敵はやってくるため、E9のアンチポジションになるC6に構えるのが吉。
◆あとがき
ここまで読んでいただきありがとうございました。最近EBR75 FL10やらISU-152Kやら芋促進する車輛をWGは販売していますが、待っていてもこのゲーム何も面白くないので「どうやって敵を崩すか」というところに焦点を当ててこれからもブログ投稿をしていこうと思います!
もちろん参考にしていただくのみならず、「こういう動きをしていたらもっと稼げていた」という新しい視点も取り入れていきたいため、自分の未だ見ぬ判断基準・動き方をご存じの方は是非是非教えていただきたいです。
気に入っていただけましたら、次回記事でもよろしくお願いします。それでは。
ご意見・ご感想・ご質問等はtwitterまで
※参考
https://wotlabs.net/sea/player/yossywin
【World of Tanks】Type59 ムロヴァンカ Mバッジリプレイ解説
◆ご挨拶
初めての方は、初めまして。そうでない方も、初めまして。
World of Tanks ASIAサーバーでプレイしているyossyと申します。
今回も前回に引き続き中華tier8課金中戦車、「Type59」でMバッジを取得することができましたので、そのリプレイを紹介しようと思います。プレイングの参考に利用していただいたり、より良い動き方の提案などをしていただけたら幸いです。
◆リプレイ
まずは以下からリプレイをどうぞ。
※ポイントはブログ後半にて解説します。後述のポイントを読みながら再度リプレイを見なおすと稼ぐためのメソッドが見えてくるかも...?
例によって編集は加えていません
◆リザルト
・個別スコア
・チームスコア
・詳細レポート
◆ポイント
①初動について(動画内0:05~0:20)
ムロヴァンカ南スタートですが私の初動は西が基本。
これはG1のポジションを使うためであり、MTでもTDでも快速HT等でも変わらない。
G1で2分程待って敵が見えない場合は空振りしているので、すぐに東に移動すること!
②G1の茂みの使い方について(動画内1:04~1:09)
G1だが、一番右にいると敵HTをスポット・射撃できる(ただし撃つとバレる)ポジションとなり、一番左にいるとHTとの間に木が生えているので自分でスポットできない代わりに撃ってもバレないポジションとなる。
例)お互いに視界のカンストしているレオPTAとT-10で再現
>茂みの右方からはT-10のことを一方視認が可能だが、射撃すると視認される。
>茂みの左方からはT-10をスポットすることができなければ、射撃をしてもバレることはない。
(枝を伸ばした木がT-10との直線上に存在するため。)
ただしこのポジは一度撃たれるとなかなか敵は出てこなくなるし、自走も降ってくるので、1~2発射撃したら欲張らずに速やかにリポジすべき。
③西の詰め方について#1(動画内1:37~2:59)
②にて述べたが、敵さんもバカではないので撃たれたら後退する。
そこですかさず追い討ちをかけていく。
今回敵の後退が素早くなかったため、一方的にスポット・射撃を加えることに成功している。(HTとの直線上に生えている木が茂みの効果を発揮しているため)
④西の詰め方について#2(動画内3:00~3:42)
本来ダメージを取ろうとしていたのはこちらのポジションの予定だった。
家を盾にして敵を撃つ。敵HTがC3に後退するまで無限にダメージが取れる。2~3ラインのHTを駆逐したら、それ以上詰めることは基本的に厳しいパターンが多いので一旦引く。
今回装甲が頼りになるType59なので豚飯しているが、後ろから味方が合わせて詰めてくれることが多く、ヘイト分散を上手くやれればスコG等の紙装甲戦車でも飛び出し撃ちのチャンスは巡ってくる。しっかり西を詰める意志を持つこと。
⑤西を食い切った後の動きについて(動画内4:22~)
>ケース1:0ライン側で撃ち合いがされている場合
初動で東多めに味方が展開している場合は敵に突破されずに膠着しているパターンが多い。自分この場合、MT・HTならば東サイドの最前線に向かい、TDならば南から東に射線を通せる位置にリポジしている。
>ケース2:敵に東を取られている場合
今回がこのケースだが、初動で味方の主力が西に来ているため東の戦力は壊滅している。
ここからの一番メジャーな負けパターンは以下の通り。
今回は112が張り付きに来ているので全力で阻止している。
②で述べたG1の茂みを気に入ってずっと潜んでいるとこのパターンで味方の枚数が減って負けるので、再三述べているように、さっさと西を取りきる意志を持つようにする。
Centurion5/1やIS-2Ⅱの詰め方は明らかに甘いのでわからせる。
北スタートで最南端からの詰めは基本通らない。
⑥西の詰め方について#3(動画内7:20~)
敵をあらかた追い返したので序盤で向かった西を詰めなおす。ポイントは一番西を通ること。(今回は敵のChi-Riが稜線から乗り出して撃ってきたためダメージを受けているが、最西端の道は地盤が微妙に落ち込んでいるため撃たれるリスクは低い。)
C1の稜線手前まで詰めたら木を倒してスポットを取りにいく。(今回木を倒したのには自走に決め打ちを空振りさせて安全に茂みに入ろうとした意図もある。)
C1から先はところどころに稜線があるので、頭出しをして逐一敵の様子を伺いながら詰めていく。
西を詰める際に最西端ではなく、味方SomuaSMのように3ラインを堂々と進むと、Chi-Riのポジションからは撃たれないが、敵WZ-120-1 FTのような駆逐に撃たれて死ぬのでやめること。
⑦撃つ敵の選別について(動画内9:35~9:43)
2台のSU-152がスポットされていて、自分は奥のSU-152を先にタゲっているが、それは偶然でもなければ手前のSU-152が元クラメンのゲーム内フレンドだからでもない。
なぜかというと手前のSU-152は自分の視界でスポットできているため、味方の誰かが撃っても視界アシストダメージとなるからだ。逆に奥のSU-152は自分のスポットではないため、自分が積極的に撃つことでダメージ+アシストの値を最大化することを狙っている。
◆今回のリプレイから学ぶ北スタートの戦い方
>HTの初動は東が基本。どうしても西に行きたいのならC3くらいまでに留めること。
>西が溶かされているのをみたら早急に東をプッシュすること
>東を取り切ったら中央から西の丘に張り付きにいくこと。最南端から詰めることはほぼ不可能。
◆あとがき
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回から自分の考えている「稼げる動き」に対するメタ行動についても記述するようにしました。いかがでしょうか。好評そうなら次回リプレイ解説からもやるようにします。
またこの試合でダメアシ6700を稼いだことによりType59の優等は94.7%に上がり、その2試合後には...
ご覧の通り3優等を獲得することができました!
Type59の3優等といえばユニカムの中のユニカムしか持っていないイメージで、戦場で見かける度にビビっていましたが、まさか自分が取得できる日がくるとは思ってもみませんでした。
※Type59の月間ランキングも1位でした!
今回のリプレイではHTの甘い動きをひたすらしばくという面が強かったかと思いますので、次回リプレイ解説はHT視点での動きをターゲットにしたいと思っています。
気に入っていただけましたら、次回記事でもよろしくお願いします。
ご意見・ご感想・ご質問等はtwitterまで
※参考
【World of Tanks】Type59 ウエストフィールド Mバッジリプレイ解説
◆ご挨拶
初めまして。
World of Tanks ASIAサーバーでプレイしているyossyと申します。
現在はクラン【WAFKS】からの派遣組として【CROWN】さんにお世話になっています。
今回中国tier8課金中戦車、「Type59」でMバッジを取ることができましたので、そのリプレイを紹介しようと思います。プレイングの参考に利用していただいたり、より良い動き方の提案などをしていただけたら幸いです。
個人ブログは初めての取り組みですので拙い内容ではありますが、もし興味がありましたら是非最後まで見ていってください。
◆リプレイ
まずは以下からリプレイをどうぞ
※ポイントはブログ後半にて解説します。無編集の俺TUEEE動画となっておりますがご了承ください。
◆リザルト
・個別スコア
・チームスコア
・詳細レポート
全体的に敵さんがあまり上手ではなかったため美味しい試合になっている部分はありますが、ここでは自分の思っている「より稼ぐためのポイント」についてアウトプットしていこうと思います。
◆ポイント
①初動について(動画内0:09~0:15)
敵味方の構成を観察。
敵にはtier8最強の高火力快速MT、Bourrasqueが2台いることを確認。
チャットで味方に聞いているが(黙殺されている...)、3優等Progetto 46が味方にいたため彼が一緒に来てくれるならK1に行く判断をしている。(もし彼が南に来なければ北のHT戦場に向かい頭出しで戦うつもりだった)
②南での撃ち合い~DPMを吐くという意識~(動画内1:50~2:20)
ここは反省点である。味方LTのスポットを頼りに敵が出てくるのを30秒も待ってしまった。結局自分でスポットを取りにいく選択をするわけだが、敵に猶予を与える必要はないので素早く判断できるようになりたい。敵MTを自分でスポットできれば味方LTから視界アシストダメージを奪うこともできたかもしれない。
③南から北への移動(動画内4:15~)
この場面での判断がこの試合で最も稼ぎに貢献したムーブだと思っている。
まずは同様の局面でありがちな判断を紹介。
※ありがちな判断その①:その場に留まってTS-5やT-44への射撃機会を伺う
→確かに正面のPantera等と交戦していたため射撃機会を得る可能性はあるだろうが、南から被弾していることは敵さんも意識しているわけで、その中で遠距離狙撃で必中を狙うのは効率が良いとはいえない。
※ありがちな判断その②:A0方面(自走狩り)にいく
→この試合で味方MT集団がしている動き。D0等に残っていることがあるMT・TDを狩ることができる。この試合では中央にいたPanteraが東のラインから撃たれていたり、マップピコピコをしていなかったため駆逐はいないと判断。(仮にいたとしてもMT集団で瞬殺することができる)自走のみを狩るためにA0まで遠回りをする意味は皆無。
自分の判断:ありがちな判断その②で述べたが自走を狩るためにA0まで遠回りをする必要はないため、TS-5、T-44の背面を取ることができHT戦場にも絡むことのできるC7へ直行することを選択。
④C7の使い方(動画内5:10~5:50)
初めに使用していたのがTS-5、T-44を撃つためのポジション、その後に移動した先はFerdinand、ISU-152を撃つ・スポットするためのポジションとなる。試合中はT-44を撃つことに夢中になっていたが、先にFerdinand、ISU-152をスポットしていれば視界アシストダメージを増やすこともできたのではないかと今では思っている。
⑤TS-5への射撃後の回避行動について(動画内6:07~6:10)
ワンパン圏内のTS-5に対して射撃後に微妙に後退をしている。もはや癖として身についてしまっているものであり、万が一TS-5を仕留められなかった際のリカバリとなるが、フルヘルスの状況、かつ1秒の遅れが稼ぎに響く残党狩りをする場面でこの後退は完全に無駄である。こういう手癖は修正していきたいと考えている。
◆あとがき
ここまで読んでいただきありがとうございました。
World of Tanksの戦場はある程度定石は存在するものの、完全に同じ試合というものは絶対に存在せず、試合ごとに「最も稼げる動き」が変わるというところがとても面白いゲームだと思っています。自分も稼ぐための判断はまだまだ未熟だと感じていますが、自分の知見が他の方の役に立ち、「このゲーム面白い」と思ってプレイしてくれる人が一人でも増えればいいなと思っています。また「こういう動きをしていたらもっと稼げていた」という新しい判断基準も知りたいため、自分の未だ見ぬ判断基準をお持ちの方は是非是非教えていただきたいです。
ご意見・ご感想・ご質問等はtwitterまで
※参考